痛みのわかる心

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エル「行きます!ハアァァ!!」 ソル「!?、うわっ!、、、いてて、、、」 エル「さて、今日の所はこのくらいにしましょう。」 ソル「は、はい!ありがとうございました!」 クロスとリナが実界に旅立った翌日、ソルは天界のゴッドキャッスルの中にある中庭で女神エルの指導の下、修行をしていた だが、ソルは何故か、エルに手渡された練習用の武器を使わずに、素手で修行をしている 次の日も、そのまた次の日も、ソルはなにも持たずに中庭に修行をしに来る 日が経つにつれて、ソルの手と足には包帯が巻かれていき、所々赤いシミが広がっていく そして、エルは手と足がボロボロになっていくソルが不敏に思ったのか中庭に練習用の武器を置いておいた しかし、ソルはそれに目もくれずにまた素手で修行を始めた。 エル「……使わないんですか?」 ソル「えっ?なんで?」 エル「私は魔法と少しなら剣術も教えてあげれます。しかし、体術はさすがに私もわかりません、、、イカロス軍にも今は体術と言う分類はありません。なのに何故、ソルは素手で戦うのですか?」 ソル「僕は、、、わかんないです。ただ、よくわからないけど使っちゃいけないって思うんです。」 エル「……使っちゃいけない?、、、まぁいいでしょう。それでは修行を再開しますよ?」 ソル「はい!お願いします!」 そして、修行は再開した
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