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眩い光
青い空
わたしは白い雲を切り
風を切って羽ばたいている
そうわたしは鳥
空を優雅に羽ばたく自由な鳥
鳥だ…
鳥…
鳥だった…
朝陽が顔を差し
ふと目を覚ます
遠くから小鳥の歌声
楽しそうに風に乗って聴こえてくる
夢…
夢か…
わたしは落ち着かない
わたしは鳥だった
確かにわたしは空を自由に羽ばたいていた
嘘じゃない…
なぜ?
ふと思う
わたしが鳥になる夢を見れるなら
鳥がわたしになる夢も見れるはず
わたしは一羽の鳥が見ている夢かもしれない
小鳥の歌声も遠ざかり
ふと鏡のわたしと目が合う
もし本当に目覚めた時
わたしは一体誰だろう?
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