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初めての不合格を経験した僕は
次の日
目が覚めてすぐに
朝食の準備をしてる母のとこに駆け込んだ
「俺さ
一晩考えたんやけど
やっぱ悔しいねん
もう一度挑戦してみたいんやけど!」
僕ははっきり母に伝えた
テレビを見てた父と涼平は
多分ビックリしただろう
内気な僕がこんなことを言い出すなんて
「せやな
お母さんもじっとしてられんかったんよ
なんか知らんけど‥
お母さんがオーディション受けるんやないのに嬉しくてな
徹平がやりたいならやればええ
お母さん応援するで」
「俺もー!」
お母さんありがとう
涼平ありがとう
お父さんはクールで感情をあんまり口にしない
けれどテレビを見ながら小さくうなずいてくれた
応援してくれるんだ
みんなありがとう!
こんな家族がだいすきや!
最高や~!
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