飛泥:だ~れだ?

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オイラは、半泣きになりながら必死に言葉を絞り出す 声は、当然だけど、震えてた 「ちょ、オイ、泣くなよデイダラちゃーん マジごめんな?別に分かんなかったんじゃなくてよ、 あんまりにも分かりやすかったから、からかっちまった… マジごめん!!ホント!!」 飛段はいきなりオイラを抱き締めて、一息に叫ぶように言った 何だ…良かった オイラはホッとして、だけど、まだ声出せなくて ただ黙って飛段のコートを握り締めた 「…それによ、デイダラの声、オレが分かんねーはずがないしよ」 「…ホントか?うん?」 飛段が優しく頭撫でながら、オイラの耳元で言ってくれた 嬉しくて、嬉しくて、久しぶりに飛段の顔を真っ直ぐ見ながら聞いた 「…当ったり前だろォ? どんなに久しぶりだろーが 離れてよーが オレはデイダラの声なら一発でわかんぜェ、ホント」 ニッコリ笑って言ってから、 飛段はオイラに口付けた …オイラ、やっぱり、飛段のこと、大好きだ…うん fin  
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