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「……‥…よし!!決めたぞ!!」
2人がいい加減黙って突っ立っていることに疲れたころ、ようやくデイダラが叫ぶ
「ゲハハッ!!俺だよな!!」
「馬鹿いうな飛段、俺だろ?」
何故か自信たっぷりなナルシ2人に、デイダラは高らかに告げた
「飛段が良いぞ♪うん♪」
…‥……‥
……‥
…
「ゲハハハハァッ!!
ありがとうございます、ジャシン様ァ!!!!」
「…‥」
ガッツポーズを取って空に向かって叫んだ飛段は、そのまま調子に乗ってデイダラに抱き付く
サソリはというと、拗ねたように黙りこくっている
「…‥ナンセンス」
一部始終を見ていたイタチは、最後の団子をほうばりながら呟いた
――――――――
―――――
―――
―
その日の夕食
暁メンバーが全員揃っているそこでも、まだ飛段はデイダラに引っ付いていた
サソリは最大級に機嫌が悪い
イタチから事情を聞いたメンバー達は困ったような顔の者や、迷惑そうな者、微笑ましく見守る者など別れている
「…いい加減離れろ飛段」
特に面倒くさそうに見ていた角都が呟くと飛段はしぶしぶと言った感じで席に付いて、
それから、ひらめいたような顔をした
「あ、なぁなぁデイダラちゃん!!
オレ毎日スーツでも良いから結婚しよーぜ!!ホント!!」
驚いて、味噌汁を飲んでいたペインが吹き出した
「…か、考えておいてやるぞ!!うん!!///」
…今度は鬼鮫が吹き出した
それから1週間近く、いや、それ以上
サソリが引きこもったのは言うまでもない
fin
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