飛泥:花嫁様!!

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「デイダラ…お前の話は良くわかった。鬼鮫に任せておけ、あっという間に良く出来た嫁になれるぞ」 「ほ、ホントか!?ありがとうな、鬼鮫の旦那!!うん!!」 良い笑顔で親指を立てて告げるイタチをみて、 あぁ、暁は馬鹿ばっかりだ と、鬼鮫は引きつった笑顔を浮かべた ところ変わって台所 エプロンをまいた鬼鮫とデイダラが居た 後ろには試食担当らしいイタチ 「まずは料理からしましょう」 「うんうん!!よろしく頼むぞ!!」 少し溜め息をはきつつ鬼鮫はデイダラの料理の酷さを思い出す 基本的に粘土が入る また、ろくに洗ってない野菜や、洗剤で洗われた白米、味噌が多すぎて溶けきれなかった味噌汁 そんな感じで、彼の料理は食べられたもんじゃない しかし、レシピ通りやれば多少マシな物が出来るだろうと思い、分かりやすいレシピを鬼鮫はデイダラに渡した 「とりあえず、お米は水で洗うこと、野菜類はよく洗うこと 後は取りあえずレシピ通りやってみて下さい」 「わかったぞ、うん!!」 鬼鮫はキッチンと隣接したリビングに行き、取りあえず様子を伺う 「えっと…野菜をざく切り…ざく切り?うん?」 ダンッダンッダン 「…沸騰するまで茹でる…ダルいし半分で良いかな、うん」 ぼちゃぼちゃ 「…なんか物足りないぞ…そうだ、もーちょい調味料を…」 バサバサバサ… 「後は粘土を入れれば完璧かな、うん」 「あんたやる気あるんですか」 どうやらレシピだけでは無理らしい  
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