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放課後のデート中、双葉は突然倒れた。
慌てて抱き起こすとその顔色は悪く、息も荒い。
急いで傍にあるベンチに寝かせ、いつも双葉が昼食時に服用している薬を飲ませる。
前から気になっていたその薬。
本人はただの風邪薬だと言っていたが、それが嘘だということは薄々気づいていた。
双葉の容態が落ち着いてきたので、おぶって彼女の家まで連れて行く。
インターホンを鳴らすと、家の中から双葉のおばさんが出て来た。
おばさんは俺の背中にいる双葉に気づき、すぐさま俺を招き入れてくれた。
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