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俺わ生まれた頃から
大のお母さんっ子でした。
どんな時でもいつも
オカンの隣を歩いていた。
正直小学3・4年生ぐらいまで
オカンの隣じゃないと
寝れなかった。
俺が小学生の時わ
オカンに色々迷惑かけた…
俺が友達をイジメたり
友達と悪い事したりして
何度も学校や相手の親に
頭を下げていた…
何度も何度も…
頭を下げていた…
その時わまだ
俺もガキだったから
迷惑かけてんだなって
全く思わなかった…
生まれた時から
俺わオカンが大好きで
ずーっとオカンを
抱きしめてたりしてた…
その頃わオカンが
世界で一番大切だった…
俺が「母親って本当に凄いな」って
思った時が2回ある…
それわ
俺が虫歯になって
歯医者で治療してもらって
家に帰って5分ぐらいしたら
いきなり歯がズキズキしだして
俺わずーっと1人で泣いてた…
もの凄い痛かったのを
今でも覚えている…
家にわ誰も居なく
ずーっと1人で泣いていて
俺わ泣きながら
オカンの帰りを待っていた…
オカンが帰ってきたって
歯の痛みを直せるでもないのに
何でかオカンに
もの凄く会いたかった…
そしてオカンが帰ってきて
オカンを抱きしめたら
痛みがすぐに消えた…
嘘の話じゃありません。
自分も本当にびっくりした…
もう1つわ
俺が親の知り合いの家で
遊んでいて帰る時間になり
オカンがトイレに行ったから
出てくるまで
知り合いの家の下で
お兄ちゃんと
キャッチボールをしていた…
俺がパスをミスして
お兄ちゃんがボールを
取り行っている間
俺わ道路に寝転がって
空をぼ~っと見ていた…
そしたらいきなり
お兄ちゃんが
「危ない!!」って
叫んだから俺わ
すぐに体をおこし
後ろを振り返ると
車が自分の目の前にあった
俺わそのまま車に
ひかれたと言うか
踏まれて引きずられた…
車わ俺を踏み通った後に止まり
俺わ何がなんだか
よく分からなかった…
よく見るとお兄ちゃんが
大声を出して泣いていた…
「ふみが死ぬ」って
俺の名前を叫びながら…
自分の周りを
よく見てみると
地面が俺の血で
いっぱいだった…
右足も全く動かない…
ちょっとすると
救急車が来て
俺を車の中へ
運ぼうとしていた…
俺を抱きかかえようとするが
俺が痛いと泣き叫び
何人がかりでも
抱きかかえれなかった…
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