12人が本棚に入れています
本棚に追加
/60ページ
いつもと変わらない日常。
いつもと変わらない面々。
3ヶ月も働くと、刺激がなくなる。
そんなある日、私は仲間と初めて行ったレストランで、後に親友となる響(ひびき)と出会った。
響は、爽やかな笑顔で私達を出迎えてくれた。
「いらっしゃいませー!何名様ですか?」
「3人です」
「おタバコは吸われますか?」
「いいえ」
「ではご案内致します。…三名様ご来店でーす!」
店内のあちこちから
「いらっしゃいませー!」と元気な挨拶が聞こえてくる。
席に通され、3人で腰かける。
「ご注文がお決まりになりましたらボタンでお呼び下さい♪」
そう言うと響は短めのポニーテールを揺らしながら厨房へと入っていった。
「あー!お腹空いた!何食べる?」
…いつも食欲旺盛な睦美がメニューを広げる。
「私はエビピラフランチとミルクレープとアイスミルクティだな!」
相変わらず早いな睦美は…。
「明日香と千尋は決まった?」
睦美に急かされる。
最初のコメントを投稿しよう!