親友との出会い

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いつもと変わらない日常。 いつもと変わらない面々。 3ヶ月も働くと、刺激がなくなる。 そんなある日、私は仲間と初めて行ったレストランで、後に親友となる響(ひびき)と出会った。 響は、爽やかな笑顔で私達を出迎えてくれた。 「いらっしゃいませー!何名様ですか?」 「3人です」 「おタバコは吸われますか?」 「いいえ」 「ではご案内致します。…三名様ご来店でーす!」 店内のあちこちから 「いらっしゃいませー!」と元気な挨拶が聞こえてくる。 席に通され、3人で腰かける。 「ご注文がお決まりになりましたらボタンでお呼び下さい♪」 そう言うと響は短めのポニーテールを揺らしながら厨房へと入っていった。 「あー!お腹空いた!何食べる?」 …いつも食欲旺盛な睦美がメニューを広げる。 「私はエビピラフランチとミルクレープとアイスミルクティだな!」 相変わらず早いな睦美は…。 「明日香と千尋は決まった?」 睦美に急かされる。
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