はじめましてのその先に

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いったい、何のために合コンに来たんだろうと、自分の事を棚にあげて半眼でそれを眺めつつぼんやりしていた。 すると、また最初の様に茶髪くんはこっちを向いて不思議そうな顔で小首を傾げた。 動きがいちいち小動物っぽい。 そして、何を思ったのかいきなりジュースの入ったコップをこっちに 「飲む?」 と差し出してきた。 いや、自分のあるからね、なんて心の中で突っ込みつつ、なんだかまるで小さい子と接してるみたいだ、と思った。 .
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