最終章

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教会の鐘が鳴り響く。 祝福されているのは、私。 新郎、柏木 誠二は、新婦、立花 真由と誓いの口づけを交わした。 二人は、家族や友達に見守られ、晴れやかな笑顔を見せた。 立花 真由は、幸せとは何か考えていた。 幸せとは、誰かと比べるものではない。 幸せとは、感じるもの。 今、彼女は幸せを心から感じている。 そんな彼女を祝福するかのように、教会の鐘の音が鳴り響く。 それは、きっと幸せの鐘の音。      -完-
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