7/6🎵‐ それは いらない

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7/6🎵‐ それは いらない

日曜の夜、小3の息子が「ドラえもん」のコンビニ仕様の漫画本を読みながら、 「パパー、タイムマシンがあってやり直せることがあったら何歳に戻りたい?」 と聞いてきました。 ………子どもの質問は、いつも突然で突拍子もない事を聞いてきます。(ドラえもん読んでたのはわかり易いが・ドラえもんの目的はのび太の人生のやり直し) やり直したい事…大人の事情や本音を子どもに話せる訳もなく、 かといって、軽くあしらう答えでは子ども扱いしすぎる年頃なので、 「それって、好きにやり直せるって事? 別にこれといってないな」 と答えたら、 「パパ夢がねーなー(笑) オレは、今日の練習試合やり直したい。 まだ全開じゃなかったもん。」 自分がだしきれなかったわけね。 この答えに嬉しいやら、頼もしいやら…。 僕の本音は…やり直したい事だらけ。 昔、十数年前独身の頃、僕は愛知県東部の三河地方に住んでいました。 ある土曜の夜に、長野寄りの山あいの方(奥三河)を通って、静岡県との県境にある新城市まで、車で走り抜けてみようと思いたちました。 奥三河を知らない他の地方の方には、わかりにくいかもしれませんが、とんでもなく山あいの田舎で、道も自分にとっては定かでない場所。 無謀な、地図と道路の看板だけが頼りのこの旅、 あっという間に後悔するハメに。 看板を見落とし、地図の位置を間違え、 同じ所を行ったり来たり。 午前3時には、残りのガソリンすらあやしい状態。 ちなみにラジオも山あいの中、火星人のお喋り。 それでも夜空に紫が混じり始めた午前4時過ぎ、新城市へ入ることができました。 その時の感動といったら…。 現在みたいにナビがあれば、こんなに時間はかからなかったと思うけど、 見慣れぬ地図 薄暗く不親切な看板 それに頼りない寂しさを 抱えて目的地へたどり着く。 思い出したら人生に似てるなって、改めて思いました。 タイムマシンがあればもう一度スタートから。 でも、2回目はそんな感動はないでしょ。 だからタイムマシンは…いらない。 今日の1曲 東京No.1ソウルセット*HALCALI/NISSAN キューブ TVCM 今夜はブギーバック ✨🎶🎤*🎤ダンスフロアに華やかな光♪僕をそっとつつむょなハーモニ♪🎶✨ ←今までのカバーで一番のデキだと思います。 早く💿出ないかな♪
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