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「・・・何故、?何故だ、百合っ!
どうしてお前が豊臣に!?」
百合に向かってかすがは叫ぶ。
だが、百合はそれに答えようとはしなかった。
「下らんな、お前の言葉は。
忍たる者、己の技量を十二分に発揮出来る所に仕えて当然だろう?」
そう言うと同時に百合は一気に距離を詰め、かすがに攻撃を仕掛けた。
手にしている銃が形を換え鋭い刃が飛び出す。
しかし、寸前で佐助が間に入り甲賀手裏剣で銃を受け止める。
ガキィィィンッ
金属同士がぶつかり合う独特の音が周囲に響く。
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