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アヤメは顔をしかめながら答える
「今…我が国は戦争中でな、
自衛程度だが私も戦えるので戦場に向かった。
すると味方の裏切りで壊滅状態になったんだ!
私は命からがら魔導士によって飛ばされたがもしかしたら国は……」
ジルガは話しを聞き暫く考えた……
「なぜあんたは俺の武器を求める?」
「もしかしたらまだ負けてないかも知れん加勢したいのだ!」
「そうじゃない、なぜ『俺の』武器か、だ…
別世界も知らないあんたがなぜ俺を知っている?」
「…それは……」
「…?言いづらいことなのか?」
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