伊東への裁判

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ユトと山南もすぐに駆けつけて、伊東を羽交い絞めにし、沖田が心の臓を一突きした。 「はっはっはっ」 伊東の荒い息が、一突きされた時、プツリと消えた。 死んだ……そう分かれば、山南が天誅とかかれた紙を伊東の胸の上に置き、何事もなかったように血にまみれた着物を着替えて、 去って行った。
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