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「ねぇ……誰か来たの…?」
「夜中だよ!?そんなわけないじゃん!…このメールのせいかな…」
「大丈夫だよ!きっと…。一応ドア越しに覗いてくれば?開けなきゃいいんだからさ?」
「うん…。すぐ戻るから」
友人は電話を切らずに置いて、玄関に向かったようだ。
1:08。友人は戻ってこない。どうしたんだろ?まさか…しかしこちらもあと2分しかないので、ひとまず問題に取り組むことにした。
490:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/11/30(日) 04:25:31.13 ID:nidcc8QU0
こんな制限時間に意味はないと分かっているはずなのに、私はとても焦っていた。
私は友人の言った「9文字」に注目した。この中から9文字の共通点のある言葉を探した。
1:09。 あと1分。私は何故か冷や汗をかいて、心臓がバクバクしていた。だが、こんな切羽詰まった時に私は冷静だった。全神経を携帯の画面に集中させた。
そして見つけた…数字だ。数字はたしかにこの中に9つしかない。しかし、なかなかそこから先に進めなかった。だが、ここで更に私に天啓が下った。
「数字の後」
そう、数字はそのあと何字先に答えがあるかを示しているのでは?そうなると、最初の1が示すのは「e」だ。じゃあ次の4は「s」… こうして、私はこんな文字を導き出した。
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