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しかし相手は薬物中毒者痛み等皆無に等しい程ない、骨の何本かは確実に折れているはず・・・しかし薬物中毒者には関係ないのだ。
「あひゃ・・・あひゃひゃ」
相手は立ち上がると笑いだし前をむく
「?」
しかしリルは相手のすぐ目の前まで一瞬にして駆け寄って来ていた。
「てめぇは大人しく地面で寝てろ!!」
そう言うとリルは駆け寄る勢いで上から拳を出す。
ハンマーフックだ・・・
見事に相手の後頭部に直撃すると相手は失神し地面に倒れた。
「だからこうゆう奴は嫌いなんだよ・・・」
リルはぶつくさ言いながらその場を去った。
とてつもなく一方的な闘いだった。
「・・・あれ?俺どこ行こうとしてたんだっけ?」
そしてとてつもなく物忘れが激しかった。
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