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つばさは余裕をかましていた。
ホテルの一室でワインやオードブルを食べていたのである。
「ふぅ・・・」
つばさは小さくため息をついた
この世界には私を倒す者はいないのかと心底思っていたのだ
しかしそのころ・・・
ブォン・・・ブォン
拳を一振りするだけでものすごい音がなり響く
「・・・まだまだ・・・」
男はぶつぶつ言いながら必死に拳を前に突き出す。
この男は『銀』世界に名を馳せる空手家だ。
つばさがHands Hantで倒した相手の中に銀の師匠がいたのだ、それをみた銀は仇を討つ為鍛練を積んでいるのである。
「こんなんじゃあいつには勝てない・・・」
ただただ拳を前に突き出すことをもう何日やっているだろうか、恐らく常人じゃたどり着くことができない境地に銀はいるであろう・・・
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