集結

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つばさは第一級殺人犯の中から『ブリュー』と言う男の暗殺依頼を受けた。 ブリューは56人の人間を殺害し更には強盗常習犯と最悪の人間だ、しかも56人殺害した武器は素手、そうつばさ達のようなファイターだったのだ。 「悪い子にはお仕置きしなきゃねぇ・・・」 そう言うとつばさはコートを羽織りホテルから出た。 場所は変わり 依頼書に書いてあった場所に行くとそこには椅子に座って酒を飲んでいるブリューがいた。 「あなた、ブリューさん?」 つばさは最終確認の為ブリューに尋ねた。 「そうだよ・・・まさかあんたがここに来るとはな・・・」 ブリューはつばさのことを知っていた、それもそのはずあの『Hands Hant』に出て最強と言われた女だ知らない奴の方が少ない。 「で、あんたが俺になんのようだ?」 ブリューは座ったまま尋ねる 「第一級殺人犯暗殺依頼って言えば分かるかしら?」 つばさはブリューにむけ冷たい口調で話す 「・・・はぁ・・・冗談きついぜ全く・・・よりによってあんたが俺の暗殺依頼請け負い人かよ・・・」 ブリューは重い腰を上げつばさに向け構える 「まぁ・・・しゃーないよな・・・」 ブリューは戦闘する形に入っていた ドンッ・・・ 鈍い音がした 「さよなら・・・」 つばさは一瞬のうちに相手の胸を突き、ブリューの背後に回っていた。 「・・・?」 ブリューはなんだかわからなかった。 次の瞬間、ブリューの胸から大量の血が吹き出す。 「え?・・・あ・・・」 そう小さく言うとブリューはその場に倒れ息をしなくなった。 「はぁ・・・口ほどにも無いわね・・・」 つばさはボソッと漏らす そうつばさは元スナイパー(殺し屋)でスナイパーのなかでも最高の地位『ヘルレイザー』にいたのだ。 つまりスナイパー時代に学んだ武術をHands Hantにおいて発揮している為に最強と言われ周りから恐れられるのである。 「ふぅ、依頼完了っと」 つばさはサイトに接続し完了の報告をする 『依頼完了ありがとうございます。報酬金はつばさ様の口座に入金しておきましたのでご確認ください』 サイトからの報告を見るとつばさは携帯をしまいその場を去った。
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