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ガチャ
つばさがホテルに帰ってくると目の前にはピザやらコーラやらが置いてあった。
「わぁーすごい」
つばさは目を光らし言う
そしてソファーに座り一気にピザをたいらげる・・・
つばさは本当に女なのだろうか・・・本当に目を疑う光景だった。
「はぁー美味しかった」
つばさは手を合わせ一礼してからそう言った。
場所は変わり
アメリカ
リルはダウンタウンを悠々と歩いていた、アメリカの猛者達でも出入りするのを恐れる場所へしかも1人でだ。
「♪~」
リルは鼻歌を歌っている
「あれぇ?あれはリル君だよねぇ?」
恐らく薬物中毒者であろう人物が話しかけてきた
「あ?誰だよあんた・・・」
リルはいつもと変わらぬ強気な態度で相手に言う
「悪いこと言わないから有り金全部置いてきなよ」
唐突すぎ、その上カツアゲにしては力がなく中途半端だった
「ごめん拒否」
そう言うとリルはまた歩き出した
すると相手はポケットから銃を取り出し
「あひゃひゃ!!後悔するよぉー」
そう言うと相手は銃の引き金を引く
バンッ
銃声がなり響くと共に鉛の弾丸が発射される
弾丸は一瞬のうちにリルを貫く手前まで来ていた
ヒュンッ
しかし弾丸はリルには当たらなかった
リルは生まれつき持っている超反応で避けたのだ
超反応とは人間の限界を越えて常人ではたどり着くことが出来ない領域の反射神経の事を言う
「あっぶねぇな・・・」
リルは相手の方を向き言う
「え?・・・うわぁ!!」
相手は驚き狂いだし銃を乱射する
幾多の鉛が飛び交うがリルには関係なかった。
見事に全ての弾丸をボクシングで相手のパンチを避けるように交わしていき相手の懐へ入ると
ボディーブロー、左フック、右アッパーと入れ浮いた相手に最後に左ストレートをいれ相手を吹き飛ばした。
「ウィナー、俺」
リルは片手を上げながら言った
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