第一夜
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廓を出ると、二階からの気配に口元が緩む。 今日も彼女が僕の背中を見送ってくれているのだと、嬉しくなる。 抱くことのない、変な客だと思われているんだろうなと、苦笑いも同時に漏れる。 同志である桂に連れて来られた廓で彼女に初めて出会って以来、僕は彼女の傍でしか、ぐっすり眠ることが出来ない。 理由なんて、僕にもよくわからないけど。
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