└─真司郎 Said─

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女「はい、もう帰ります。 それじゃあ失礼します。」 俺が冷たく言い放ったにもかかわらず 女は笑顔で言った。 (え……。) 女の笑顔を見た時に固まってしまった。 (ずいぶん綺麗な顔で笑うんやな…。 いくつなんやろ。) それよりびっくりした。 「……なんやあいつ。俺の事知らないんか。」 俺はその時からだろう。 その女のことが頭から離れなかったのは……。
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