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「私は、服部風香。さっきのことは一応お礼を言っとくわ。私がお礼するなんてレアなんだからっ!//しっかり聞きなさいっ!」
「なるほど、服部さんね……ちょっと協力願おうか。」
「あっ、あんた日本語通じないの?ちゃんと聞きなさいよ!」
「ん?俺は純粋な日本人だが?」
こいつは俺がブロンドヘアーの外人にでも見えるのか?
「あぁ!もういいっ!!」
「あっそ、じゃ来て。」
閉まってる校門をよじ登って、中に入る。
後ろを向くと、服部がもじもじしながら立ち止まっている。
「ん?なにやってんだよ。」
「なっ、なにって、あんたわかってるの!?私はスカートなのよ?」
「だから?」
「だっ、だからっ!?パッ、パパ」
「パッ、パパ?」
「パンツが、見えちゃぅ……じゃなぃ//」
涙目になり、指先をツンツンしながら、照れている。
かわいいやつだ。
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