二学期来る

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「しょうがないわね……」 シュンと萎れ、下を向いてしまった服部。 「また今度、な」 服部の頭を、ポンポンと撫でる。 服部が顔を上げる。 「なんで私が望んでることになってるのよ!!//」 ぷんすかと怒る服部。 「今度抱きしめさせてください!」 なんで頼んでんだ、俺…… 「なっ、あっ、しょっしょうがないわね//」 吃り、また下を向いてしまった服部。 俺は困りと頬を掻いた。 誰にも見られなくてよかった。 と息を撫で下ろした瞬間。 後ろから肩を叩かれた。
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