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「豚に払うぐらいなら……ドブに捨てる。」
「てめぇ!慰謝料払えよ。100万でいいからよぉ、無理なら、お前の親に言うぞ!何て言うかなぁ?ヒヒヒ」
豚は、にやにや笑いながら俺を見る。
「言えばいいじゃん……」
「はっ?」
「言えるもんなら、な。んじゃっ」
女の子の腕を掴む。
「っおい!女を返せ!!」
俺は、その女の子を抱えて学校まで走った。
この時、どんな未来が待っているかも知らずに……
これが、光へ向かうのか
それとも……闇に向かうのか
人生の分かれ道は、ここだったのかもしれない。
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