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服は欲しくないのかな。アクセサリーなんかはどうだろう。
「…………明久、これをやる」
声がしたほうを向くとそこにはムッツリーニこと土屋康太がいた。
気配が無いのは仕様である。
「これは……栄養ドリンクかな?」
ムッツリーニから差し出されたのは栄養ドリンクのような小さめの瓶だ。
日頃栄養をまともに摂取していない僕にとってはこういうのはありがたい。
それを受け取って見てみるとラベルが貼っていなかった。
「ありがとうムッツリーニ。では早速…(カシュッ ゴクゴクゴク)」
そんなことも気にしないで僕はムッツリーニを疑うことなく差し出されたドリンクを飲んだ。
このことが後に僕にとんでもないことを起こす原因になるとも知らずに。
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