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「…………説明書を渡しておく。よく読んでおいたほうがいい。」
僕がドリンクを飲みきったところでムッツリーニがメモ用紙くらいの大きさの紙を渡してきた。
ラベルが貼ってなかったから別で説明があるのかな。
「? 説明書なんてなくても別に困『これは惚れ薬です』なんか栄養と関係ないことが書いてあるんだけどぉ!」
なんだ……? 事態が理解できない。
なんで僕は惚れ薬を飲んだんだ? ムッツリーニはどうやってこんな薬を手にいれたんだ? なぜ僕に飲ませた?
いや、今はそんなことどうだっていい。いきなりのことで取り乱したが、僕が惚れ薬を飲んだってことはこの後一番初めにみた人を好きになるってことだろう。こんなハプニング、漫画やアニメや小説で死ぬほど見たことがある。抜かりはない。
僕がすべきことは一つ!
「秀吉!(ガシッ)」
「!? な、なんじゃ明久!?」
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