終末のバナナ

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誰に教わったわけでもない。最初からそこにあるのが当たり前だとでもいうように、ぼくたちは呼吸をする。 そしてそれを死ぬまで繰り返す。 どこにたどり着くのかは誰も知らない。 例えその先が0であっても、ぼくたちは歩みを止めない。 破壊と創造を繰り返す。 流星が糸を引いて降り注ぐ。 ぼくたちは始まりを知っている。
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