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次の日、咲は理沙を探していた。
いつもなら彼女の方から寄って来ていた為、咲は理沙の行く場所が分からなかった。
沢山の人に声をかけて、沢山の場所を探した。
その結果、彼女はなんと保健室にいた。
窓側のベッドに横になっている。
先生はいない。
さて、なんて話しかけようか。
そう思った時だった。
理沙が自分に背を向けて話し始めたのは。
話が終わると同時に、窓越しに二人の視線が交わる。
理沙は、ふふ、と笑った。
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