私の咲君

5/6
前へ
/62ページ
次へ
「犯人は三年の生徒会長なの。名前は高田理沙」 「生徒会は変人達の集まりで、その頂点に君臨するのが彼女だ」 「そうそう、前の生徒会長も変な奴でさ――」 「ちょっと、それ優希君のお兄さんでしょ」 時間はお昼時。 咲が優希と席をくっつけて、パンを食べる体制に入った時、徹と女子二人が集まって来た。 そうして始まった会話。 上から、優希、徹、琉璃(徹の彼女)、渚(優希の彼女)だ。 徹の彼女は知っていたが、優希に彼女がいるとは知らなかった。 驚きの新事実! しかし、今注目すべき点はそこじゃない。
/62ページ

最初のコメントを投稿しよう!

350人が本棚に入れています
本棚に追加