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「犯人は三年の生徒会長なの。名前は高田理沙」
「生徒会は変人達の集まりで、その頂点に君臨するのが彼女だ」
「そうそう、前の生徒会長も変な奴でさ――」
「ちょっと、それ優希君のお兄さんでしょ」
時間はお昼時。
咲が優希と席をくっつけて、パンを食べる体制に入った時、徹と女子二人が集まって来た。
そうして始まった会話。
上から、優希、徹、琉璃(徹の彼女)、渚(優希の彼女)だ。
徹の彼女は知っていたが、優希に彼女がいるとは知らなかった。
驚きの新事実!
しかし、今注目すべき点はそこじゃない。
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