第三章

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      それは遠ざかる事はなく、一定の距離を保っている。  明日拓は微笑んだ。  別に彼を見放す選択も出来たのだけれど、ただ、なんとなく、このまま別れてしまうのは勿体無い気がした。  明日拓は振り向かずに、帰路に就いた。    
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