第三章
2/10
読書設定
目次
前へ
/
24ページ
次へ
茨木明日拓(いばらぎあすひろ)は河川敷に繋がる長い道のりを歩いていた。 段々と空が闇に染まる。 所謂、今の時間帯は、宵、だ。 仕事の帰り道で、いつも通勤に使っている道だ。 明日拓の家は、案外町外れにあり、買い物や用足しにはなかなか不便だ。 家を飛び出して、一人で生活を賄(まかな)うためには、なるべく安い家賃の家を借りたかったし、そこを考えれば町外れになるのも必然だ。
/
24ページ
最初のコメントを投稿しよう!
62人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
1(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!