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母
『嘘でしょ?!だって、3日くらい前に会ったって!Mちゃんも...』
【Mちゃんがなしたんだろ?】
Mちゃんとは私の友達でもあり従兄弟の友達でもある同い年の女の子。
(従兄弟も私と同い年。)
Mちゃんとの出会いはだいたい年少の頃。
従兄弟は託児所に預けられていて仕事をしている叔母さんの代わりに私と母がいつも迎えに行っていました。
従兄弟、Sの隣にはいつも
Mちゃんがいて仲良くなりました。
そう、母が電話で言っていた通りこの前、Mちゃんの家に遊びに行ったばっかり。
そして
Mちゃん
『またね!今度はお人形で遊ぼ!芽実依ちゃんはリカちゃんのお人形さんいっぱい持ってるから持って来てね!』
私
『うん、わかった!髪切ってあげたら2、3人、坊主になったけど遊んであげてね♪』
Mちゃん
『あはは!リカちゃん、可哀想~!』
私
『へへ、したっけね!』
Mちゃん
『したらね!』
また遊ぶ約束もしたもん。
だから、次の母の言葉には凄くビックリしたのを今でも鮮明に覚えてる。
母
『嘘...SさんとMちゃんが亡くなった?』
私
『は?』
母
『ちょっとまった!!なんでさ?!あんな元気だったのに...うん、うん...それって...』
弟
『どうしたの?』
私
『なんでもないよ。』
早く話しが聞きたくて電話が終わるのをずっと待っていました。
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