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(放課後...。)
「楓っ!!絶対に一人で先、帰らないでよ!?」
「分かったから、早く行っといで!!」
私は重い足取りで校長室へと向かった。
“コンコン”
「どうぞ。」
校長先生の優しい声。でも今の私にはとても怖い。
「失礼します。」
そう言って入ると目の前の大きな机に校長先生は座っていた。
「柊さん。あなたにいいお知らせがある。」
ニコニコしながら校長先生は言った。
「クラウディオ学園から招待状が来た。」
「招待状?」
(クラウディオ学園と言えば全国で一番レベルの高い超お金持ち学校!!)
「そうだ。数年に1回全国の公立中学校から生徒を1人招待するんだ。それに貴方が運よく選ばれたわけだ。」
「ウチお金ありません!!」
「大丈夫。あそこは国立だから国からお金は出るって。」
「はぁ...。」
「と言うことで招待状は絶対だからね。親御さんには前もって伝えておいたから、OKは取ってある。だから貴方は4月からクラウディオ学園に通って下さい。」
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