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アラン・ウーリーはこれ以上車で進めないのを知って、立ち往生していた。
いつの間にか霧が立ち込めて、ほとんど視界がないほどだった。
アランは舌打ちしながら車に戻り、霧がある程度晴れるのを待った。
ふと気付くとすでに霧は大分晴れ、辺りは少し赤みがかっていた。
どうやら少し寝ていたらしい。
ふと、目を上げると下に降りる階段を見つけた。
どうやら、さっきまで霧で見えなかったらしい。
アランは懐中電灯を持って、護身用の拳銃に弾がこめてあるか確認して車を出た。
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