運命の刀

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星鈴高校は広い。 天章院財閥が星鈴高校をたちあげたのは十年ほど前。 その財閥の娘たちは次々に入学してはいろいろな注文をしていた。 「剣道をやりたいです!」 「銃を習いたいので、学校で射撃部を製作して貰いたいです。」 などなどの注文をすべて実現させてしまった。 仕舞いには、 「食堂もいいですが、生徒が多いので息苦しく感じます。喫茶店を作ってください。」 ………… ……… …… … パカーンッ! 霊地「いたっ!?」 竜一「答えんかい!」 霊地「え、何を?」 隼人「結局何人の娘としたんだ?」 霊地「……総勢…?」 四人「総勢。」 霊地「……と…」 翼「え?」 竜一「何人?」 霊地「く、クラス……と。」 隼人「いや、何人だよ?」 瞬「……もしかして…クラスのみんな全員か!?」 霊地「……はい。」 周りの空気が凍った。 隼人「一年、で?」 霊地「いや…二年で……」 瞬「クラスは三年間固定だから……二年で三十人とヤったのか!?」 霊地「同じ娘と合わせれば……五十七十は超えて――」 バカーンッ!!! 霊地「っっっ!!!」 四人から鉄槌がくだされた。
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