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鉄槌から二十分後。
突然瞬が
瞬「そういえば、月ヶ原の神社に妙な言い伝えがあったよね?」
隼人「あったか? どんなやつだっけ?」
瞬「ほら、『聖なる刀五つ集めし者の願いを叶えん事を、我誓う』ていうやつ。」
竜一「ああ……まさか『神社に行かない』って言いたいのか?」
瞬「ビンゴ♪」
竜一「俺らは構わないけど、翼仕事は?」
翼「あ、今日はあと十分もしたらおわりだから、少し待っててくれる?」
瞬「OK。……霊地、そろそろ起きたかい?」
霊地「………」
竜一「返事が無い。ただの屍のようだ。」
隼人「阿呆。おい、起きろーーー。」
霊地「……痛い。」
四人「自業自得!」
霊地「……冷たい…。」
そして十分後。
翼「お待たせ♪」
瞬「よっす♪」
霊地「では行こうかね?」
四人「応ッ!!」
それぞれのチャリンコに跨り、
そして、ついに神社へと向かった。
運命の神社へ……。
―――――――――――――――
星鈴町・月ヶ原
月ヶ原神社
白い鳥居があり、石段は五段。
そして本殿は走って十秒でいける距離にあった。
???「トゥットゥトゥットゥーー♪」
サッサッサッと箒(ほうき)で砂をはく巫女。
そこへ……
翼「よっ!精が出るね♪」
???「あ、斉藤君。こんにちは。」
翼「他にもいるよ。」
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