運命の刀

6/9
前へ
/10ページ
次へ
鉄槌から二十分後。 突然瞬が 瞬「そういえば、月ヶ原の神社に妙な言い伝えがあったよね?」 隼人「あったか? どんなやつだっけ?」 瞬「ほら、『聖なる刀五つ集めし者の願いを叶えん事を、我誓う』ていうやつ。」 竜一「ああ……まさか『神社に行かない』って言いたいのか?」 瞬「ビンゴ♪」 竜一「俺らは構わないけど、翼仕事は?」 翼「あ、今日はあと十分もしたらおわりだから、少し待っててくれる?」 瞬「OK。……霊地、そろそろ起きたかい?」 霊地「………」 竜一「返事が無い。ただの屍のようだ。」 隼人「阿呆。おい、起きろーーー。」 霊地「……痛い。」 四人「自業自得!」 霊地「……冷たい…。」 そして十分後。 翼「お待たせ♪」 瞬「よっす♪」 霊地「では行こうかね?」 四人「応ッ!!」 それぞれのチャリンコに跨り、 そして、ついに神社へと向かった。 運命の神社へ……。 ――――――――――――――― 星鈴町・月ヶ原 月ヶ原神社 白い鳥居があり、石段は五段。 そして本殿は走って十秒でいける距離にあった。 ???「トゥットゥトゥットゥーー♪」 サッサッサッと箒(ほうき)で砂をはく巫女。 そこへ…… 翼「よっ!精が出るね♪」 ???「あ、斉藤君。こんにちは。」 翼「他にもいるよ。」
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

52人が本棚に入れています
本棚に追加