運命の刀

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瞬「じゃあ誰が一番に見つけられるか競争する?」 隼人「ガキっぽいけど、賛成だ。」 竜一「霊地はどうする?」 瞬「大丈夫だろ。」 翼「そうだね。じゃあ――」 四人「ジャンケンぽ――」 霊地「あったーーー♪」 その声に四人はよろけた。 隼人「空気読めよ霊地ーー……」 そう言いながらも声の方へと近づいていく四人。 ――――――――――――――― 瞬「霊地、見つけたのか?」 霊地「瞬!こっちこっち♪」 近づくとそこには四本の刀があった。 青、赤、白、黒。 色もそれぞれ四色にわかれているという状態であった。 霊地「いいよねぇ真剣は……」 そう言って霊地は青色の刀を躊躇いなく抜いた。 隼人「ていつの間に!?」 霊地「お前等も抜いたら?すごく感じがいいよ…。」 竜一「おい…この刀抜けないぞ!?」 翼「この赤いのも抜けない!!」 ググッと力を入れるも、抜ける気配すらない。 瞬「……ん?霊地!少し手伝ってくれ!!」 霊地「お?」 瞬は何やら棚に脚を掻け、その棚の上に置いてある物を取ろうとしていた。 瞬「ほい!…頼んだ!」 霊地「OK。」 そう言って瞬から箱を受け取る霊地。 が―― 霊地「う?……う…うぅ……うわあっ!?」 バターーンッ!! ガラーンッ!! 瞬「霊地!」 急いで棚から降り、霊地の元へ向かう。
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