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「…探したのよアリス?
私疲れちゃった。
ちょこまかと逃げやがってバカ兎。
さっさと私に捕まればいーの。
おとなしくしてれば
私はなぁーんにもしないの。
ね?だから早くアリスを渡しなさい」
「アリスはお前には渡さない!
トランプの相手はトランプ…だよね
…我が声に応えよ、
クローバーの騎士,クロスよ!」
白兎が叫ぶと
目の前におとなしそうな女の子が現れた。
「お呼びでしょうか、白兎様。
クローバーの騎士、クロスここに。」
「あぁら?
クロスじゃない。久しぶりね?
さぁアリスを渡しなさい!」
「白兎様?コイツを殺せば
私は白兎様に褒めてもらえるでしょうか?」
「うん。
たくさん褒めるよ」
「了解いたしました。」
クローバーの騎士は
エメラルドグリーンの剣を片手に
ダイヤの騎士に立ち向かった。
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