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魁はあたしの異変に気づいていた。
「なんかあったのか?」
「なんで?」
「最近ずっと
うわの空だから..」
(気づいてたんだ。)
「ねぇ...。
魁はあたしが人殺しでも好きでいてくれる?」
「...どーゆう事だ?」
(話すべきなのか..。
魁はなんて思うだろう。)
「.....。」
「俺は過去なんか
気にしない。
過去に何があったか
知らないが
今のゆりあが
本当のゆりあだろ?」
「........魁。」
あたしは
もう逃げない。
「明日、みんなを
屋上に集めて。
話すよ....。あたしの過去を。」
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