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孔平の平手打ちは凄まじく張遼は体をよろめつかせた。
張遼「何をする!」
孔平「あなたは何てバカなことを言うんですか!!
人間は生きていてなんぼのものです。
簡単に命を絶つって言わないで下さい。
死ぬことで悲しむ人がいます。もう二度と会えないからです。
張遼さん!!少し頭を冷やして下さい!!」
張遼は完全に圧された。
そして本気になってこれからのことを考えた。
張遼「あなたは一体何者なんだ!?
曹操の部下なんて初めて聞いたし、優れた頭の持ち主だ。」
孔平「私ですか。私は曹操軍に入隊しておよそ一月が経ちました。素性はちょっとした理由ありで言えません。」
張遼「そうか…よし!!
俺は曹操の部下になろう。
あなたのような人を従えている人物だ。きっと素晴らしい人に違いない。」
こうして張遼は曹操に降った。勿論そこにいた高順と一緒に。
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