晴れのち曇り
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「ちょっ!待てよ。俺は!?連れてけよ!」 「ごめんねー、さっき言ったように無理なの」 「なっ、なんでだよ…」 「なんかあったらメールしてちょうだい。お金は、引き出しの…下から三番目か四番目」 『じゃあね』 と、ひらひらと手を振る母の後ろ姿がいつまでも俺の中から消えなかった。
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