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第三章田村視点
PM17:55
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この頃田村は刃渡り15cmの短刀をもって精神を落ち着かせようとたてこもっていた。部屋のなかはいたってシンプルだ。部屋には電気は勿論、水道も通っていない。扉も頑丈で、すぐには壊れなかった。
田村は持参した食料やランタンで夜を過ごそうとした。
田村「あいつらは嘘をついている」
田村は自分でそう言い聞かせた。
だが、嵐が次第に強くなり、そして―――――――
小屋が段々畑の一段したに落ちた。
そして小屋から物音は二度としなかった。
PM20:08
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