10.2.28 聖ロマンの日

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会席料理の調理補助をしています。ありがたいことに基本的に土日祝祭日はお休みです(情け容赦なく休日に仕事入れられるけどね) 土曜にお菓子を作りそれを持って日曜の聖日礼拝に出掛ける。それが私の週末の過ごしかたでございます。 今週は焼き芋のケーキにしました。火曜市でゲットした上質の薩摩芋をアルミフォイルで包んでストーブの上にのせます。火曜市ではいつも安くて質のいい薩摩芋が手に入るのです。道産子なんで焼き芋は自宅のストーブで焼くのが当たり前。なもんでレンジで薩摩芋を加熱して作るケーキのレシピを見付けたら冬を待ちます。レンジ加熱と焼き芋では甘さと旨味に格段の差が出るのですもん。今時期は夜食も焼き芋、スウィーツも焼き芋入りとなるのですわさ。今回は薩摩芋とレーズンのレシピでしたが私はレーズンの代わりにプロセスチーズを刻んで小麦粉をまぶしてから加えました。粉の一部も薄力粉から全粒粉に変えます。その方が薩摩芋の風味を生かせそうな気がしたんでね。後は美味しそうな焼き色が付けばOK。  予定ではバナナブレッドも焼くはずでしたが気乗りしなくてやめましたが…‥やめて正解。T姉妹とかぶるとこだったから。で、スナックの方なんですけどね、極上の手作りタルタルソースが手に入ったんでディップにしました。大皿の中央にタルタルソース。周りにはクラコット・胚芽ビスケット・チーズ・レーズンパン・フライドポテトを盛り合わせて完成!ポテトは廃棄部分だったりします。調理場の廃棄率の高さには驚くほどです。シャトーポテトを作るのに落とした天地はまだまだ充分食べられるのですもん。本来は廃棄物から賄い食を作るんですが調理長、芋が嫌いなんですよね。シャトーといえば調理長に「なんでシャトーなんですか?シャトーってお城ですよね?どこがお城なんですか?」と聞いたらばあっさり「知らん!」と切り捨てられた。まてよ?もしかしてフランス語なんじゃ?ってことでフランス在住の親友に「フランス語でシャトーって何?」とメールしたらば「お城だよ」との返信にがっくし。しかし親友の調べで高名な料理人シャトー・ブリアンが開発したカットだと判明してスッキリ!まぁ、結局のとこ捨てるにはもったいなかったんで切れ端もらったって話でんがな(後日談:シャトーは確かにお城だが英語でキャッスルだったんだがや)image=325075785.jpg
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