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哀音――
哀音「宿題…頑張らなくちゃ…
早く終わらないと…」
?「何故そんなに急いでいる?」
哀音「!!誰?」
?「どれだけ頑張っても、報いなど無いのに
頑張ったら頑張った分だけ報いが来ると思っているのか?
そんなもの、迷信にすぎない」
哀音「貴方は誰なの!?
警察呼ぶわよ!」
?「呼んだって意味が無い。
私はそなたにしか見えないのだから」
哀音「え?」
?「お前は何故そんなに必死なのだ?
それは自分自身のため?
家族を満足させるため?
それとも、君の親友とやらのためか?」
哀音「そんなの別にいいでしょ?」
?「まあな。だか良いことを教えてやる。 努力が全て報われる事など無い。
努力のほとんどは無駄で終わる
そなたはそれで満足かい?
そんなに必死でやっているのに、
返ってくるのはプレッシャーと妬み。
そうは思わないか?」
哀音「…」
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