†第二・五章†

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結城「類斗様」 類斗「なあに?」 結城「昼食は、何を食べるんですか?」 類斗「ナポリタン」 結城「私が取ってきますので、お待ち下さい」 類斗「結城は?」 結城「私は、サンドイッチを食べます」 類斗「お腹すくよ?」 結城「大丈夫ですよ」 類斗「雪之丞は?」 雪夜「ラーメンかな」 雪夜から降りて椅子に座って待っていると、 結城「お持ちしました」 僕の前にナポリタンを置いてくれた。雪夜もラーメンをもって、椅子に座った。 類斗「いただきます」 フォークを持ち食べていると、 結城「類斗様、口のまわりすごいですよ」 結城は微笑みながら拭いてくれた。 雪夜「いつも汚すから、俺が食べさせてるんだよ」 結城「執事学校では、汚さなかったのに」 雪夜「それは、学校だからだろ。それに、小さい頃から英才教育ばかりしてたから甘えてるんだ」 結城「わかる気がするよ」 類斗「食べていい?」 結城「類斗様、フォークを貸してください」 類斗「うん」 僕は結城にフォークを渡した。
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