†第二・五章†

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小山「待ちなさいよ。坊やは関係ないのに口をはさまいで。邪魔をするなら、宮川組の人を呼ぶわよ」 類斗「呼べばいいよ。まぁ、あんたが逆にやられるけど」 小山「随分と自信があるのね」 小山っていう人は、携帯を出し電話をしてる。 小山「呼び出したから」 類斗「はぁ~。勝手に言ってろよ」 結城「類斗様、大丈夫なんですか?」 類斗「大丈夫だよ。宮川組の奴等だったら、孫の僕に手は出せない」 二人で小声で話をした。 気にせず買い物の続きをしていたら、組員の人達がきた。 ??「俺の女を苛めたガキは、お前か?」 類斗「俺は苛めた覚えはないけど?五代雄介」 五代「聖也坊っちゃん」 結城「類斗様、この方たちと知り合いですか?」 類斗「うん。ルー君と仁は、宮川組組長の宮川龍蔵の孫だし、渉君は息子だし」 結城「それで自信があったのですね」 類斗「あまりなかったよ。でも、大体の組関係の人達だったら知ってるし」
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