†第二・五章†

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結城「はい。抱きしめてます」 類斗「頑張る~(泣)」 雪夜「じゃあ、朝食後に迎えに来るから用意しておけよ」 類斗「雪之丞嫌い」 結城に抱きつきながら言った。 雪夜「ハイハイ。悠仁、よろしくな」 結城「8時くらいに用意して待ってるよ」 雪夜「わかった」 雪之丞は帰っていった。 結城「類斗様泣き止んでください。せっかくの顔が台無しですよ」 片手で僕を抱えて、空いているもう片方の手でティッシュを出して涙や鼻水を拭いてくれた。 結城「朝食にしましょうか。サンドイッチを作ってみました」 僕を椅子に座らせてくれて、スクランブルエッグとツナマヨの2種類の一口サンドイッチだ。 類斗「いただきます」 一口サイズなので、口の中にいっぱい入れて食べると 結城「いっぱい入れて食べにくくないですか?」 類斗「$☆*◆◎%」 結城「類斗様…食べながらしゃべるから口の中から出てますよ」 僕は全部飲み込んで 類斗「はぁ~。苦しかった。ごちそうさまでした」 結城「類斗様、洗顔と歯磨きしてきてください」 類斗「わかった」 洗面所へ行った。
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