†第一章†
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自分が、パパのドナーになると言ったら、 慧斗「類斗、気持ちは嬉しいが…」 類斗「決めたんだ。パパを助けるって。パパが入院してる間は、誰も来れないように面会謝絶にしてるからね。だから、僕しかパパと会えない」 慧斗「類斗…」 類斗「パパが元気になったら、スペインに行こうね」 慧斗「あぁ、絶対行こうな」 約束をした。 骨髄移植の日程が決まり、誰にも言わずに、その日を待った。
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