第壱話

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「ウ─── ウ───」 「緊急警報──緊急警報をお知らせします。」 交通、通信など全て止まってしまった。 「チェッ。着いたとたんにこれかよ。」 シンジは頭をかきながら受話器を置く。 そして重たそうに荷物を肩に掛けると、とぼとぼ歩きだした。
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